自宅出産の利点

 お産のスピードは人それぞれです。陣痛が来たと思ったらどんどん進み、病院や助産所に行くのが間に合わない方などは、自宅での出産の方が安全です。上の子供にとって、母親が自宅にいるため淋しい思いをせず、弟又は妹の誕生を自然に受け入れられます。
 現在の産科医不足の中、リスクのない産婦が自宅で出産することにより、リスクの高い産婦が病院で、安心して医療を受けらます。本来使わなくてもよい医療費(点滴陣痛促進剤・内服薬等)の節約になります。

自宅出産が可能な産婦

 助産師は正常産のみ取扱いできます。自宅出産を希望していても誰でもできるとは限りません。

  • 健康な方 (感染症 高血圧 糖尿病 喘息 心臓病その他病気がない方)
  • 高齢初産婦でない人 (35歳以上の初産婦でない方)
  • 前回帝王切開術を受けていない方
  • 前回のお産時大出血、その他異常がなかった方
  • 多胎でない方
  • 正常な妊娠経過をとっている方 (妊娠貧血がひどい方・妊娠中毒症が出てきた方・児に異常の疑いがある方は医療機関でお産していただきます)
  • 骨盤位(逆子)でない方
  • RHマイナスでない方
  • 37週以降42週未満の方
  • 医療機関で妊娠検診を最低4回以上受けることができる方
  • ご家族ともども自宅出産希望の方

自宅出産の流れ

妊娠初期

医療機関で妊娠の診断を受けます。16週の妊婦健診後、自宅出産希望の方はご自宅に伺い相談を受けます。

妊娠中期

お受け致しましたら、妊婦健診に定期的に伺います。異常があった場合や緊急の際に医療機関とスムーズな連携をとるために、妊娠期間中から定期的に健診や検査を受けていただきます。  36週で母子ともに順調なことを医療機関に確認していただき、自宅出産が可能となります。妊婦検診時には出産の準備、必要物品、妊娠中の乳房の手入れ方法妊娠中の過ごし方など自宅に伺いお話いたします。

妊娠後期

37週になりましたら健診を兼ねて補助してくれる仲間の助産師とともに伺い出産の準備の再確認を致します。またご自分のバースプランがお有りでしたらお聞きします。

出産開始~産後2時間まで

陣痛が始まったり、おしるしがあったら連絡を頂きます。助産師2人で伺います。 ベビイが生まれたらお腹の上でカンガルーケアをして赤ちゃんの体温が下がらないようにします。お腹の上でへその緒を切ります。(予め誰が、臍の緒を切るか決めておきます)そして母乳を吸わせます。お産後2時間観察させていただき、異常ないことを見届けて、その日は帰ります。

翌日~産後1週間

7日目まで毎日伺い赤ちゃんの沐浴、観察、K2シロップ投与、ガスリー検査黄疸チェック、お母さんのおっぱいの状態チェック、開通マサージ、全身状態チェック、育児指導等を行います。

産後1か月健診

自宅に伺いお母さん赤ちゃんの健康チェックを行い、育児指導も致します。受胎調節指導も致します。※異常時は医療機関に受診していただきます。

サービス料金

出産育児一時金の給付金額以内で自宅出産介助を承ります。
(以下の料金含みます)

  • 分娩介助料
  • 出生証明書料
  • 分娩後2時間観察料
  • 胎盤処理費・衛生材料費
  • 母子健康チェック料
  • ビタミンk2投与料
  • 新生児先天性代謝ガスリー検査料
  • 産科医療補償制度保険料
  • 産前の健康診査料
    (尿検査、復位計測、胎児心音、血圧測定)
  • 産後1週間沐浴育児指導料
  • 母乳保育指導料
  • 1か月母子健診料

30週以降となった時点で、予約金(5万円)を頂きます。予約金は、分娩介助料に充当させていただきます。